ボッシュ ランダム オービット サンダー GEX150AC
最近何かと取り上げられるので、以前から興味を持っていた、ランダム・オービット・サンダーを購入したのでレポートさせてもらいます。
各メーカーより安いものから高いものまで出ていますが、ペーパーサイズが大きいこと、ハンドル付きということで少し高いのですが、ボッシュのGEX150AC(国内仕様)を税込21840円で購入、ペーパーサイズ150mmφ、吸塵機構内蔵タイプです。
使ってみた感想ですが、振動の少なさ、音の静かさはFWW No.124(June 1997 P.92)の記事の通り優秀ですが、研磨力に関しては、私が期待していたものよりかなり小さく感じました。ベルトサンダーと普通のオービタルサンダーの中間位かと思っていたのですが、 かなりオービタルサンダーに近い感じで100#程度のペーパーで研磨してもそんなにガサガサ削れるという感じではありません。ただ、ペーパーの動き方のせいだと思われますが、荒目のペーパーを使ってもそれほどスクラッチマークがつくことはありません。
吸塵機構についてですが、標準では使い捨ての紙製ダストパックが一枚ついてきます(別売パーツ:10枚入り、2000円)。研磨中は、けっこう粉塵を吸ってくれますが、停止前、あるいは再始動の際に逆流するような形で粉塵をまき散らすことがあります。やはりホースを接続して吸塵するのが本当だと思われます。尚、木工通信の記事でラバーパッドの硬さについて取り上げていましたが、ボッシュでは標準品の他にソフト、ハードタイプのパッドを別売パーツで用意しています。また、ペーパーは日本では高いので、アメリカより購入すべきです。
(日本:25枚、約2500円/米国:50枚、約15ドル)
■資料提供 : ウッディラボ 森田氏