小林式角ノミ
小林ギムネ製作所には木工用ドリルビットについてお聞きしましたが、角鑿盤用の箱鑿である「小林式角ノミ」について製造元の中橋製作所にお聞きしました。
箱鑿は以前、佐野製作所の佐野式、木村式、丸正印の東京キリなどがありました。中橋製作所の小林式が残ったのは、営業サイドのことは判りませんが、当時、他社のキリには切りかすがチャックのほうまで登ってくるものがあり、詰って使いにくかったそうです。その点の改良を行ない、切りかすの排出性を改善したそうです。そのことが良かったのではないかということでした。
一般性のないインチ規格は、そもそもが輸入機械なので致し方ないにせよ、現在メートル規格の箱ノミや、サイズのバリエーションも増やしているということです。
標準的なサイズ | |||||||||
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3.2mm | 3.6mm | 3.9mm | 4.2mm | 4.5mm | 5.0mm | 5.5mm | 6.0mm | 6.4mm | 8.0mm |
9.0mm | 9.5mm | 11.0mm | 12.0mm | 12.7mm | 14.0mm | 15.0mm | 16.5mm | 18.0mm | 21.0mm |
24.0mm | 27mm | 30mm | |||||||
標準的ではないが用意されているもの | |||||||||
7.5mm | 10.05mm | 10.5mm | 30.0mm |
■(株)中橋製作所
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