刃先の研ぎ方(洋鉋) 1
プレーンサイズ | ||
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規格 | 本体長さ(mm) | 刃幅(mm) |
3 | 240 | 45 |
4 | 245 | 50 |
4 1/2 | 260 | 55 |
Basic Training Manual 14-1 Carpentry and Joinery Basic Hand Tools / Australian Goverment Publishing Service から、スムーシィングプレーン(一般的な平鉋:我々が日常一般的に使う鉋と同等と考えて良い)についての調整法の一部を再掲させて頂きました。
研ぎは、仕上げ研ぎ(Sharping)の場合に角度を変えて2段研ぎとする場合と、中研ぎ(Grinding)仕上げと同じ角度で研ぐ場合の両方が指示されています。どちらでもいいとうことです。日本では行われませんが、興味のある方はトライしてみて下さい。
角度を変える場合(2段研ぎの場合)。図ではオーバーに描いていますが実際は極わずかです。
(注:図は裏刃(Cup iron)ではありません。Cutting ironです。間違えないように / Approx=およそ)
油研ぎに用いるオイルは、Light machine oil。灯油とオイルを50対50で混ぜて用います。
刃先の角は「R」処理をし、鉋削りをした場合に段差が出にくいようにします。
日本と違い、荒仕上げ用鉋の刃は大きくラウンド加工を施しています。これはデンマークのテキストも同様でした(次項で述べています)。